理事長・鈴木 重弘

 

地域在住の皆さま、法人の皆さまの総合的な医療の窓口として、患者さんの立場でクリニック運営を心がけています。

 

当クリニックは、大正11年に当時の築地歌舞伎座前にあった医院を、私の祖父が継承して開院したのがはじまりです。

関東大震災で焼失し、大正13年に田町に移転し「鈴木胃腸病院」としてスタートしました。

胃腸消化器の専門医のパイオニアで、当時珍しかった開腹手術ができる病院であったこともあり、遠くからご来院する患者さんも多かったといいます。

ビジネス街に位置する都市型の医院として発展し、平成18年には、健診センターを併設する総合クリニックとしてリニューアルしました。

 

祖父、父、私の三代で90年になります。

私はもともと医者になりたいと考えてはいませんでしたが、進学が近づくにつれ、家業として守るべきもの、歴史の重みを感じるようになり継ぐことを決意しました。

 

地域住民の方と、近隣地域にお勤めの方が数多くご来院されます。ビジネスパーソンの皆さまのなかには、時間を気にされる方もたくさんいらっしゃいます。当クリニックでは、できる限りお待たせしないように、院内のスタッフの対応も徹底しています。

 

当クリニックでは、予防と早期発見に力を入れています。健診センターは、その拠点として機能しています。人間ドック、各種健保組合適用の健康診断、特定健診などにより、皆さまの病気の発見と予防をサポートしています。

各種健診や内視鏡健診などで異常が認められたときには、速やかに、レベルの高いドクターによる診断と治療を提供できる体制を構築しています。

 

地域医療に貢献する拠点として、また、企業・法人様の従業員の健康を見守る産業医として、これからも鈴木胃腸消化器クリニックは励んでまいります。よろしくお願いいたします。