| FAQ集(胃腸に関する質問と回答です) |
VOL. 1/夏の食中毒について |
| Q: |
食中毒は夏が特に心配なのですが・・・
どんな点に気を付ければいいでしょうか? |
| A: |
食中毒のピークは例年どおり8月です、ただし暑い季節7月から9月までと特に注意が必要です。
厚生省統計でも食中毒事件数は8月が最多ですが、これは氷山の一角で実際はもっと多いでしょう。食中毒の原因の90%以上は細菌性の食中毒で大きく感染型と毒素型と2つの種類があります。おう吐や腹痛、そして下痢などが主な食中毒症状として挙げられますが、なかには発熱、急性胃腸障害 などを引き起こす症例もあります。
最近の傾向として潜伏期間が30〜1時間と短い「ブドウ球菌」や「黄色ブドウ球菌」があります。また潜伏期間が約10時間から1-2日と長い「腸炎ビブリオ」や「サルモネラ菌」は年間通して食中毒原因の上位に挙げられ、加熱の不十分な食品・鶏卵調理品などが原因のケースが多くあります。
これからのシーズンは「腸炎ビブリオ」に注意しましょう。魚介類に付着するもので、生魚が好きな私たち日本人にはまさに大敵と言えます。社会問題化した「O-157」は下火傾向ですが抵抗力の弱い子供や高齢者は注意が必要です。
食品は衛生的に安全と過信せずに常に予防を怠らないよう注意して楽しい夏を過ごしてください。
「夕刊フジ」
平成12年7月2日より抜粋再編集
ウィークエンドサラリーマンWIDEに当院院長、鈴木重弘がコメントしています。
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